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燕市内でNPO・ボランティアなどの市民活動を行う10団体は、22日午後1時半から燕市役所で高橋甚一燕市長との懇談会を開き、問題点や要望を話し合った。 地域づくりの担い手のボランティア団体が行政と共同関係を構築し、高橋市長と意見を交換して今後の支援策の方向性を話し合うもので、市内の40の団体から10団体が参加した。 高橋燕市長は「市民の声が通る行政を目指し燕市でも情報公開を始めました。男女共同参画の法案ができて女性の進出にも努力しています。市民が幸せになれるよう、ご支援、ご協力と皆さまの知恵をお借りしたい。きょうは堅苦しくならないで、燕弁丸出しでざっくばらんに話し合い有意義な時間にしていきましょう」とあいさつした。 まず、各団体が活動内容を紹介。その中で、骨髄移植の意識啓蒙活動している骨髄バンクを育てる会と福祉施設へのボランティア活動しているたんぽぽの会などから要望がでた。 骨髄バンクの会は、さまざまばイベントに参加し、そこで手づくり品を販売し、売り上げ金を県の骨髄バンクに広報活動等に寄付しおり、高橋市長は「手づくり品を販売する場所に、以前から商店街の空き店鋪利用を考えていた。商店街連合会の会議で商店街に人が来ないという前に、人が来るように工夫したらどうかと話をした。ただ家賃が高い。市が少し負担してそういう店鋪を利用できないかと思っている」と前向きだった。 たんぽぽの会が日曜に福祉バスが走らないので足がなくて困っていると話すと、高橋市長は「広報に載せて市民にボランティアを呼び掛けたらどうか、検討してみましょう」と答えた。 ほかにも、老人センターの駐車場が手狭なこと、歳末たすけあいのチャリティバザーに市長をはじめ幹部クラスからも遊休品を提供してもらいたい、規約以外の状況の人に特例で給食を配りたいなど、市民の目線からさまざまな要望を話した。 高橋市長は、行政で対応できるところはその場で指示を出し、条例規定に外れていたり予算がからむ内容は難しい部分もあることを説明、理解を求めたうえで、「何もか市の協力を求めるのはNPOやボランティアではありません。皆さんもやるだけやって努力をしたうえで、市に話をしていただければ市も動きます。どうか皆さん頑張ってください」と行政と民間が協調したまちづくりに期待した。 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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