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燕市立燕南小学校(庭野克子校長・262人)は23日、同校で創立40周年の記念式典を行い、在校生や保護者、歴代校長ら約400人が参列して10年ごとの節目を祝った。 同校児童と隣接する燕南幼稚園園児がそれぞれ鼓笛隊の演奏するアトラクションを行って開式。庭野校長は「きょうは南小学校の40歳のお誕生日です。昔の殿島はほとんど田んぼでした。人が住み工場ができて新しい町になり、南小は昭和37年2月に誕生しました。1年生から6年生の皆さん、40周年の記念すべき日にめぐり会うことができました。私たち教職はこのめぐり会いを真摯(しんし)に受け止めたいと思います」とあいさつした。 40周年記念式典実行委員会の池田弘実行委員長は「在校生の皆さん、数多くの温かい心のこもった南小で学んでいます。たくさんの出会いと思い出をつくり、感受性の豊かな人になってください」と在校生に求めた。 来賓の高橋甚一燕市長は「新幹線、高速道路の2大高速交通機関、県央大橋の開通とめまぐるしく発展している地域です。南小は数多くの卒業生を社会に送り出し、頼もしさと力強さを感じます。きょうは本当におめでとうございます」と祝辞を述べた。 30年前の10周年をPTAの一人として迎えた大山治郎市議会議長は「南小の歴史は地域と人間の歴史。創立の喜びを心から感じています。きょうは学校を支えた人に感謝する集いでもあります。在校生のみなさんは心から誇りに思い、力強く巣立ってください」と喜びを語った。 池田実行委員長から歴代校長に感謝状、実行委員会から学校へ記念品として校歌のオルゴールなどを贈呈。在校生は、スライドを投影しながら、それぞれの思い出を喜びの言葉で発表し、最後に6年生が「地域の皆さん、私たちはもう少しで卒業ですが、未来に向かってたくましく生きていこうと思います」と力強くあいさつすると、会場から大きな拍手がわいた。 同校は当初、燕東小学校の第2校舎としてスタートしたが、昭和37年2月1日に燕市立燕南小学校として独立。これまで3,469人が同校を巣立ち、児童数が最も多かったのは昭和50年の793人。校長は庭野校長で12代目となる。 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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