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三条市は29日午後3時から市役所で平成13年度の除雪対策協議会を開き、市役所や土木事務所などの関係機関と区長がことしの除雪対策について話し合った。 三条市役所建設部の除雪担当ら関係機関と区長の60人が出席。国県道の除雪について、新潟国道工事事務所黒埼維持出張所と三条土木事務所の担当者が、朝夕のラッシュ時を避けた除雪の時間や急勾配、凍結防止剤を急勾配や交差点に散布するなどを説明した。 三条市の除雪計画は2070路線で、除雪の優先度の高い順に行う早朝除雪の第1種路線が163,160.2mで第2種路線が169,838.4m、消雪パイプが112,977mで計445,975.6m。昨年が442,790.2mで3,185m延長。三条商業高校前や渡瀬橋両側の歩道、保内の職業訓練校などを追加した。 市所有の除雪グレーダー2台、除雪ドーザー2台、ロータリ除雪車1台、歩道除雪車1台の計6台と業者が75台を協力する。除雪作業は、第1種路線が市有機械での直営施行と委託業者施行で早朝3時から除雪を行い、午前7時まで2車線を確保。2車線不能の場合は1車線と待避所を確保する。 第2種路線は、第1種路線完了後、業者委託で引き続き行い、1車線を確保し、なるべく待避所を確保する。除雪作業の出動目安は、第1種路線の直営施行は大雪注意報や大雪警報などの気象状況により降雪が予想されると、市役所に宿直待機し積雪が15cm以上になったら本部員の指示により午前3時から午前7時までに除雪を完了する。 業者施行は直営施行同様、気象状況により降雪が予想されると各除雪担当区域内に機械を準備し積雪が15cm以上になったら、午前3時から市の指示により出動し午前7時までに除雪を完了する。第2種路線は第1種路線完了後引き続き実施する。 歩道の除雪路線は11路線、9,069.8m。三条市内の小学校通学路を中心に市有機械で除雪を行い、歩行者空間を確保しその安全性を図る。出動基準は降雪がおさまった後、適宜出動し作業は日中行う。 除雪費用は予算という形を取らず、かかった分だけ後で補正する。平成12年度は1億1,300万円だった。質疑応答では、各区長から塚野目の金属団地の除雪や月岡の住宅街の袋小路の除雪の要望、除雪のやり方のクレームなどが寄せられた。市の除雪担当者は「除雪時間の約束はできません。のけ方の良し悪しは状況判断してご理解たまわりたい。しかし、皆さま方からおしかりのないような除雪を心がけます」と回答した。 北入蔵の区長は、冬期だけでなく慢性的に路上駐車が多い北入蔵1丁目のハローワークの路上駐車が、通行や除雪の迷惑になっていることを報告した。 三条警察の交通課長は「ハローワークの道路、本寺小路、弥彦線の側道など、常に路上駐車をしてあるところがあります。冬期も路上駐車が慢性の場所になるので検挙する場合もあります。警察は検挙することが目的ではなく、通行を円滑にするために対応していきます。皆さま方の協力をお願いします」と理解を求めた。 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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