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JAにいがた南蒲農業共同組合(横山敏夫組合長・124会員)の大島園芸振興協議会は、洋ナシ「ル・レクチェ」のホームページ「NET de ルレクチェ」を開設。県のブランド産地販売戦略強化事業の一環で農産物ネット認証システムを導入し、ル・レクチェや生産者の情報を提供している。 IT活用型の取り組みの単年度事業で、ル・レクチェ部会の生産者25人が参加。ル・レクチェの初出荷にあわせて11月23日に開設、12月20日までに529件のアクセスがある。 ホームページの目玉の農産物ネット認証システムは、農産物を購入した消費者が家にいながらインターネットを通じて生産者の情報を入手できる。 出荷するル・レクチェの箱や袋にホームページアドレスと生産者のアクセス番号を印刷した名刺大のカードを入れる。ホームページを開いてアクセス番号を入力すると、その生産地、生産者名、栽培法の特徴、収穫日、品質情報を見られる。 ほかに生産者のプロフィールや家族構成、趣味など個人的な情報を掲載。掲示板も設置したので生産者と直接、情報のやりとりができる。 農産物は複雑な経路で消費者の手元に届くため、無農薬や有機栽培などの生産者の“こだわり”や鮮度、食べごろといった消費者にとって有益な情報が消費者に伝わらない。消費者にとっても生産者の顔が見えず、そうした両者の溝を埋める橋渡し役としてホームページを活用しようというわけだ。 生産者個人や小規模な生産者のグループで同様な取り組みは以前から各地で行われているが、組織として取り組むことで地域農産物のブランド化をはじめ、付加価値向上、安全性の保証、輸入農産物に対する競争力の向上などに期待を寄せている。 【関連リンク】 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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