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大みそかの31日、三条市では北三条駅西側と弥彦線高架下の場所に臨時市を開き、早朝から魚や生け花など年末年始の買い物客でにぎわった。 前日、中越地方は暴風警報が出るなど悪天候に見舞われたが、臨時市の当日は気温は低かったものの前日ほどではなく、早朝から多くの人が訪れた。 臨時市のため出店も希望制で、ことしは魚屋、花屋、乾物屋など38店が出店。正月ということもあり、しめ縄やモチを販売する店など普段はお目にかかれない店もあった。 モチを販売する店の店主は通る人に「正月らよ。ざいごのモチはいらねかね」と声をかけ、試食用に朝ついたばかりモチを客に食べさせていた。 花屋では、ゆずり葉、松、センリョウ、ナンテン、桃など、正月ならではの花を求める客でにぎわっていた。仏さま用、床の間用、玄関用と両手に抱えるほど購入している客もいて、花屋のおばさんも気前よく数本の花をサービスした。 花屋のおばさんは「昨日の天気がきょうじゃなくてよかったて。それでも例年より客足は少ないみたい。まだ、花が余っているっけね。おめさん花いらねかね」と販売にラストスパートをかけた。 ことしは4月に昭和35年から本寺小路周辺と三条市立図書館周辺を中心に開かれていた「二七(にしち)の市」が、本寺小路市場を中央市場に統合し場所を移転。新しい場所で初めての臨時市となった。 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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