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三条市・法華宗総本山本成寺(鈴木日艸貫首)の二年参りは、1月1日午前零時にピークを迎えた。 わずかに雨やみぞれが降ったものの、風はほとんどなく、まずまずの二年参り日和。ただ、境内はところどころ雪が残り、ぬかるんで長ぐつの人が多かった。 ピークを迎えた午前零時ころには、境内は数百人の参拝者でにぎわった。本堂前の特設のさい銭箱に並ぶ参拝者に“新年”を告げたのは、背後から重々しく響く除夜の鐘の音だった。 除夜の鐘が午前零時きっかりにスタート。参拝者の多くはそのことを知っており、鐘の音とともに参拝者からは、「おーっ」と独り言のような小さな声が広がった。 除夜の鐘を打つ鐘楼堂(しょうろうどう)には、ぐるりとちょうちんがさがり、その外側の堀に設置された3つの投光器がシルエットを際だたせた。鐘楼堂の前には参拝者が長い列をつくって鐘を打つ順番を待ち、新しい1年の始まりにそれぞれの思いを込めていた。 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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