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三条郵便局(杉沢信光局長)は1日午前8時から同局で年賀状の元旦出発式を行い、職員、学生アルバイト160人が年賀状の配達に出発した。 ことしの元旦に三条市内に配達する年賀状は、昨年より5万通少ない144万通で、1世帯平均で約54通。学生アルバイトは70人で、郵便局が用意した揃いのグリーンのヤッケを来て式典に出席、「明けましておめでとうございます」の新年のあいさつの交換で始まった。 杉沢局長は「本日は早朝からすがすがしい朝を迎えられたと思います。本日ここに2か月に渡る準備を経て無事に配達する運びになりました。市民の皆さんが新年の初の便りを楽しみに待っております。“おめでとうございます。年賀状です”と元気よく声をかけてください。また、郵便事業の民間参入で厳しい状況になりますが長年の信頼とネットワークで職員一丸となってサービスに務めてください」とあいさつした。 来賓の祝辞は栗原博久衆議院議員が「経済情勢が厳しいなか、全力を尽くして努力していかなければなりません。市町村合併が叫ばれるなか、個々の家を回る局員は独り暮らしの老人世帯などの情報を収集し、行政サービスに生かすこともできます。きょう、皆さんが元気よく出発し、不景気を三条から吹き飛ばしてください」、佐藤和夫助役は「早朝から各家庭では市民が首を長くして楽しみに待っています。交通事故に気を付けてください」とそれぞれ祝辞を述べた。 列席者全員にヤクルトを配り、羽二生良夫郵便利用者の会会長の音頭で乾杯して、いざ配達へ。配達員は10kgほどもある年賀状が入った黒いバックを手に、駐車場にずらりと並んだそれぞれの配達用の真っ赤な自転車やバイクのところへ移動。大宮俊一集配課上席課長代理の「しゅっぱーつ!」を合図に、三条凧ばやしの太鼓と職員、来賓の拍手が響くなか、駐車場出入り口に掲げた「祝元旦出発式」とある横断幕をくぐってそれぞれの配達地域へと飛び出した。 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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