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二年参りと初詣で毎年5万人もの参拝客を集める越後一の宮、弥彦神社(大森利憲宮司)では、神社境内で新年を迎えようと、31日午後10時ころから駐車場が満杯になるほどの参拝者でにぎわった。 弥彦神社は、昨年10月に85年ぶりに大修営工事を行い、新しい本殿で迎える初めての新年となった。 午後11時を回るころには、弥彦の大鳥居を過ぎたあたりから車の渋滞が始まり、車のライトが神社駐車場まで延々と続き、ようやく駐車場に着いても車をとめる場所がなかった。 神社では、参道の手水舎の前でたき上げを行っており、お札や熊手などを燃やした炎でスルメを焼き健康を祈願している人や、近くに寄って暖をとる人で何重にも輪ができていた。 参道の途中では、ふだん戸がしまっている神馬舎の戸も開扉され、神馬が姿を見せていた。 神社に上がる階段前には参道いっぱいに人が並び、拝殿前にも黒山の人だかりで身動きができないほどだった。 31日は前日の強風とうって変わって小雨が時折降るていど。午前零時を前に二年参りで訪れた参拝客は、子ども連れや10代、20代の若者の姿が多く「もう少し、あと10分」「前に進まないね」「すっげー人の数」など話したり、境内で販売しているおみくじを引きながら年越しを待った。 神社はぼんぼりの灯りでライトアップされ、日中とは違う表情でいっそう荘厳さを増していた。 午前零時を過ぎると参拝客は拝殿でお参り。昨年を無事に過ごせたことに感謝し、新しい年に期待を込めて柏手を打った。 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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