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平成8年から家電販売から携帯電話販売へ移行を進めた三条市林町2、フクシマ(有)(諸橋直人社長)は、価格はもちろん、細やかな顧客に対するサポートで幅広い信頼を獲得している。 当初、林町の本店だけで営業していたが、駐車場が狭く、加茂市方面からの来客が多いため、昨年は広い駐車場を備えた塚野目店をオープン。顧客のニーズが営業の拡大を後押しする。 NTTドコモを中心にau、Jフォンなど各社の携帯電話を扱うが、商品自体はどこの店で買っても変わらない。同社が価格やサービスに集客力を求めた。 諸橋社長をはじめ3人のスタッフが経験を生かした接客で、各機種の操作方法、iモードの使い方などを説明する。個店ならではのきめ細かいサービスにファンも多く、申し込みや受け取りなどさまざまな人が来店している。 諸橋社長は「年配の方などアドレス帳の登録ひとつとっても難しく、スタッフが代わりに入力することもあります。ドコモは、どの機種もiモード機能を備えるので、メールの送受信やインターネットの使い方などを教えることもあります。便利になったことでいろいろな機能が増え、マニュアル通りの販売ではお客さまに喜んでいただくことはできません」と話す。 携帯電話を扱い始めたころは、価格も通話料も高く、必要に迫られて買う人がほとんどだったが、今では1人1台、それどころか、プレイベート用、仕事用と1人で複数の携帯電話を持つことも珍しくない。 「携帯電話を取り扱い始めたころ“これは絶対に売れる”と思いました。でも、まさか高校生までが持つようになるとは思いませんでした。最近は塾の送り迎えに使うのか、中学生も持つようになりました」と、諸橋社長も想像できなかった普及の勢いに今さらながら驚かされる。 また、「以前、家電を納品するときにテレビがカラーだったことにお客さまが驚き、リモコンの操作に喜んで感動してくれましたが、今ではそれも当たり前。携帯電話は新しくなればなるほど機能が充実し、その豊富な機能にお客さまが感動してれます。説明するとき、お客さまの顔から伝わる感動にこっちまでうれしくなります」と笑顔で話す。 機種変更を兼ねて気軽に遊び感覚で来店する客が多い。諸橋社長はじめスタッフ一同、今後も個店ならではのサービスで客に接し「お客さまに喜んでいただけるよう携帯電話を安い価格で販売します」と年が変わって気持ちを新たにしている。 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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