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官庁仕事始めの4日、燕市の高橋甚一市長は午後1時半から市企業局(渡辺富男局長・職員53人)で年頭のあいさつを行い、「ことしは改革と実行の年。誇りを持って頑張っていただきたい」と職員を激励した。 市企業局は水道、ガス、公共下水道など市民のライフラインを預かっており、年頭のあいさつには窓口以外のほぼ全員が主に作業服のまま出席した。 高橋市長は、「皆さんも厳しい状況にあると思いますが市民はもっと厳しいというこを認識してください。痛みが伴う構造改革はリストラや配置転換などの痛みがある。しかしその先に成長があり、これからよくなるという目標があってこそ我慢ができる。中国は今、非常に伸びている。300人、1,000人の企業が24時間体制で若い人が生き生きと仕事をしている。今までのようなことでは中国におされてしまう」と厳しさを強調した。 「私のことしのスローガンは“不屈の精神”。それから“メイド・イン・燕”。燕の産業も不屈の精神でマグネシウムなど新しい素材を使ってメイド・イン・燕の製品をつくっていってほしい。皆さん方は市民と接する機会が多いのでライフラインを守っているという自負心を持ちながら懇切ていねいに接してほしい。私は皆さん方、現場を主たる仕事をしている人たちに常日ごろ感謝している。ふだん、ここに来ることが少ないが皆さんのことは日ごろから忘れていないし頼りにしている。ことしは改革と実行の年。誇りを持って頑張っていただきたい」と職員を激励した。 高橋市長は午前中、市役所の職員の前に年頭のあいさつを行い、つばくろの里新年会、燕西蒲原勤労者吹くしサービスセンターでの年頭のあいさつなど、次々と移動して年頭のあいさつに忙しかった。 あいさつを終えた高橋市長は、「企業局の皆さんには厳しい話をしましたが、ここで話したことは市役所の年頭のあいさつでも話さなかった。市民と接する機会が多い職員に現状の厳しさを認識してもらいたかった」と、市民生活に直結した企業局職員の責務と期待の大きさに対する思いを明かした。 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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