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昨年末から県央地域は不安定な空模様が続いていたが、七日正月だった7日は終日、抜けるような青空が広がり、新年をことほぐようだった。 夜明けから日没まで上空に雲らしい雲は見当たらず、ほぼ快晴。夕方には西の空がうっすらと赤く染まった。ただ、積雪期の水蒸気のせいか、地平線付近はもやがかかったように青空が白っぽく薄められた。 正月早々の荒天では、「白魔」そのものだった雪が青空の下では趣を180度変える。粟ケ岳など県境に連なる山は、白一色に染まった山の骨格を日差しの陰影が際だたせる。 平地を覆う雪は真綿のように柔らかく映り、まるで大地を浄化するかのよう。2月いっぱいまで、こうした雪の両極を交互に見詰めながら冬を過ごすことになる。 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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