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三条市学校保険会(馬場俊行会長)の三条歯科医師会(今井克義会長)と三条市教育委員会(松永悦男教育長)は、10日午後1時45分から市役所で平成13年度三条市よい歯の学校表彰式を行った。 昨年の4、5月に市内の小中学校の行った歯科検診で有病者率、処置者率、虫歯の経験がある人などを点数化した検査点と、学校における保険の管理をAからEの5段階に分けて審査する教育点の総合計点で評価。 得点の高い方から三条小、一ノ木戸小、保内小の上位3校を優良校、それに次ぐ四日町小、裏館小、上林小、須頃小、条南小、第一中、月ヶ岡養護の7校を努力校として表彰。さらに歯科医師表彰として点数が高い学校に勤務し、経験年数も加味して裏館小の竹山良子養護教諭と西鱈田小学校の原栄都子養護教諭の2人も表彰。 表彰式には市内小中学校の校長や担当教諭ら27人が出席。それぞれに表彰状を贈り、成果をたたえた。 今井歯科医師会会長は、「私は再来年で還暦です。老後のことで自分の健康がどこまで維持できるか考えます。年をとって寝たきりになったり痴ほうになるったりする人は調査の結果、断言はできませんが歯の悪い人が圧倒的に多い。成長段階の子どもたちの口臭衛生管理はかなり意義深いことと思います」と話した。 松永市教育長は、「日ごろから歯の健康についてご指導、ご理解いただいていることに感謝申し上げます。旭小学校では歯の磨き方教室を実施しており、その成果が数字になって現れています。本日は本当におめでとうございます」と祝辞を述べた。 八百枝正樹審査委員長は、「虫歯に関しては右肩上がりによくなっていますが、三条は県平均より少し悪い。例えば12歳の目標値が県平均が1.8本に対し三条市は2.5本です。今年度から虫歯ゼロに限りなく近付けるヘルシースマイル21という10年プランが進行しています。また虫歯だけでなく歯肉炎の問題も取り上げられており、地域ぐるみで関心を高めています」と総評と今後の取り組みを報告した。 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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