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好天でにぎわった三条の小正月の風物詩、献灯祭(2002.1.15)

商売繁盛や家内安全を大きなろうそくの火に祈る三条の小正月の風物詩、八幡宮(藤崎重康宮司)の献灯祭が14日夜から15日未明にかけて行われ、好天に恵まれて大勢の参拝客でにぎわった。

好天に恵まれて切れ目ない参拝客でにぎわう献灯祭

好天に恵まれて切れ目ない参拝客でにぎわう献灯祭

献灯祭は、江戸末期の安政年間から始まったと言われている。毎年14日に行われており、これまで翌15日は「成人の日」で休日だったが、ハッピーマンデー法でことしは「成人の日」は14日、献灯祭翌日は平日。早めの参拝が予想され、ことしは1時間早めて午後7時から拝殿で奉納神事、7時半から点火となった。

焼納場で暖を取る

焼納場で暖を取る

奉納されたろうそくは昨年より1本少ない35本。点火の瞬間を見ようと拝殿前には100人ほどの参拝客が集まった。高橋一夫三条市長が欠席したため、一番最初に藤崎宮司が八幡宮総代会のろうそくに点火。その後、奉納者が次々とろうそくに火を灯した。

ことしは長年、献灯祭のろうそくを作り続けてきた三条市八幡町、蝋甚商店の主人、小林信治さんの体調を崩し、献灯祭の名物、高さ1m近くで重さ45kgもある12貫匁のろうそくが姿を消した。それでもろうそくは拝殿内をほんのりと柔らかい光で包み、参拝客は「きれいだねー」とうっとりと炎のゆらぎを見つめて柏手を打った。

昨年の献灯祭では、雪が積もったうえに道路が凍ったように、雪や荒天は献灯祭につきもの。しかし、ことしは日中、春を思わせる抜けるような青空が広がり、境内は無雪で「気分」はもうひとつだったが、参拝に出掛けるにはありがたい。点火前の早い時間から家族連れなどが続々と訪れた。

露店は好天が運んでくれた「好況」で活気づく

露店は好天が運んでくれた「好況」で活気づく

それでも夜が深まると放射冷却現象で急激に冷え込み、拝殿裏に設けた焼納場ではしめ縄や札、だるまなどを火に投じたり、するめを焼いたりする人に混じって暖を取る人も多かった。

献灯祭に華やかさを添える縁起物や熊手を扱う露店商は、参拝客の出足のよさに、「いやぁ、きょうは早くからお客さんが来てくれていい塩梅。天気の影響は大きいねぇ」と、ほくほく顔だった。



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