高橋一夫三条市長
経済のグローバル化は、強い国が貧しい国のことまで考えて政治をやらなければならない。アフガニスタンは1分に1人が難民になり5分に1人が死んでいる状況を20年間、続けてきた。アルカイダが大きな石像を壊したことでアフガニスタンが話題になり、ここにきて世界がアフガニスタンに目を向けた。
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高橋三条市長
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アフガニスタンに爆弾の代わりの教科書を投げ、地雷の代わりに麦を埋めてほしいとテレビで言っていた。非常に共感を覚えた。
狂牛病は薬害エイズなどの教訓が生かされなかった。人的被害はないが、経済的被害は大きい。政治家は結団を早くしなければいけない。
自分の身に置き換えると県競馬は早くやめるように結団するべきだった。行政の中で予算の編成をやっているが大変、厳しい。県が職員の給料を3%削減し、国会議員も削減すると聞いた。三条市は人件費と福祉費が上がっていて財政が耐えられない状態。
市長になって3年、いまだ理解してもらえないところもあるが、ことしも役所内の移動は極力、少なくする。職員が新しい仕事につけば少なくとも初めの年は戦力が半減する。
昨年、定年、希望退職で職員が37人少なくなった。ことしは情報課に1人採用するだけ。そうすると人件費が3億くらい浮く。臨時やパートが増えても正職員との給料の差が財産に貢献する。
12月から予算の査定の時期に入っており、予算は従来のものにつきやすく、新規にはつきにくい。もっと変えていくべきだと思う。
いろんな問題があるが、もう一回見直し、新しく考えていかなければならない。
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