23日は前夜来の雨が明け方から雪に変わり、日中は強風を伴って湿った雪が降り続く荒天だった。

雪のなかをカラフルな傘をさして帰る児童

三条地域消防本部の観測では、午後7時の積雪は8センチで、9日の12センチ以来2週間ぶりの積雪。気温は朝のうち1度台で、日中は午後1時の4.0度まで上がったが、午後6時に-0.3度と0度を下回る厳しい冷え込みとなった。

瞬間最大風速は午後2時過ぎに記録した19.4メートルだった。ぼた雪と強い風が吹くなか、下校する三条市立大崎小学校の児童がさす色とりどりの傘が、モノトーンの雪景色でひときわめ目立ったが、当の児童は、傘の柄をしっかり握りしめて田んぼを見渡す吹きさらしの通学路を歩いていた。