|
三条ライオンズクラブ(竹山竹治会長・83会員)と三条中央ライオンズクラブ(野崎勝康会長・96会員)は4日、三条市須頃、新潟県ライオンズ・アイバンク協議会(高森博理事長・3,600会員)に5万8675円を寄付した。 三条ライオンズクラブは昨年行った歳末助け合い&クリスマスパーティーで募った善意2万9675円、三条中央ライオンズクラブは1月の第2例会で募った2万9000円を合わせて寄付した。 午前11時に三条ライオンズクラブからスナックマンマの五十嵐敏江さん、三条中央ライオンズクラブから野崎会長が同協議会事務局を訪れ、それぞれ現金が入った祝儀袋を高森理事長に手渡した。 野崎会長は「ことしの1月と2月が献眼の強化月間で検眼・献血委員会が募集しています。会員だけでなく事業所の社員やその家族、友人、知人に声をかけています」と説明、高森理事長は「このお金は登録募集のキャンペーンが終了した後、私が責任をもって新潟眼球銀行に届けます」と礼を述べた。 新潟県ライオンズ・アイバンク協議会は、(財)新潟眼球銀行の基本方針に則し、視力障害者の視力回復の衛生思想の普及、アイバンク制度の周知と事業推進に努めている。 県内80のライオンズクラブで組織し、平成4年に新潟県ライオンズ・アイバンク事業推進協議会を発足、7年に新潟県ライオンズ・アイバンク協議会と改称。昭和42年から平成12年までキャビネット拠出金、年次大会、単一クラブなど同協議会が新潟眼球銀行に寄付した金額は4452万7666円にのぼる。 寄付金はアイバンク提供者が亡くなったとき、角膜を摘出する手術代、送迎、遺族への香典、生花などの経費として使われる。 事務局は理事長の交代などに伴って場所を移してきたが、アイバンク制度の周知と事業推進を円滑にするため、高森理事長の働きかけで平成12年、県央地域地場産業センター3階に固定、組織内に運営委員会も設置した。 ほかにも献眼した人の葬儀に県知事から感謝状をと県に交渉。高森理事長は「亡くなってから感謝状を作ってご遺族に届けるには時間がかかり、事前に知事の名前の入った感謝状を作りたいと県にお願いにあがりました。しかし、事前に故人の名前を入れるわけにゆかず、無記名の感謝状に知事がサインすることはできないと言われ、苦労しましたが昨年、ようやく許可がでました。無記名の賞状に知事が事前に署名するのは県内初だそうです」と成果を話した。 平成12年度までの県内の献眼登録者数は19,472人で、健康状態などクリアして実際に献眼した人は343人、移植を受けたのは490人。 高森理事長は「登録者数が多くても実際に献眼した人は少ないのは、提供者の方が病気であればできないし、亡くなってから10時間以内でないと手術ができません。より多くの方にご理解いただき献眼の登録をしていただきたいです」と呼びかける。 献眼の申し込みは、同協議会やライオンズ会員の事業所、病院などに設置してある専用のはがきに必要事項を記入し新潟眼球銀行まで郵送する。問い合わせなどは同協議会(電話0256-36-7631・mailto: niigata-eyebank@lionsclubs333a.gr.jp)へ。 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
スポンサードリンク
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||