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三条市がテレトピア構想のモデル地域に指定されたことを記念して三条市、(株)エヌ・シィ・ティ三条局、(財)新潟県県央地場産業振興センターは、16日午前10時半から三条市中央公民館で記念講演会、さらに午後1時半からエヌ・シィ・ティ三条局開局記念イベントを行った。 テレトピア構想は、総務省が地域を指定し地域インフラの整備を推進する事業で今後5年間の計画。三条市では平成13年2月に三条市IT戦略会議を立ち上げ、同年10月26日にモデル地域に指定された。 セレモニーは午前の部と午後の部の2回に分け、午前の部では、総務省情報局通信政策局・吉崎正弘情報通信政策課長が「ブロードバンドで暮らしが変わる、仕事が変わる」を演題に今後の生活に深く関わってくるITやブロードバンドついて講演。ステージ後方にスクリーンを設置し、説明に合わせて画像や文字を表示しながら話を進めた。 吉崎課長は古い時代の情報伝達がのろしや伝書バトだったが、人間がもっと早く情報が欲しいという欲求が膨らみ、郵便や電話に進化していったこと、現在はインターネットを使えば世界のニュースが瞬時に取れるようになったことなど情報の進化について説明した。 さらに、電話やテレビ、ビデオもITの一つ。ただし電話は音声の伝達だけ、テレビは見る側がチャンネルを選択するだけの道具になっているが、近い将来実現するインターネットを使ったテレビ電話のように音声と動画が一度にできと双方向の対話が可能になり、臨場感を感じることができる。これらの手段をマルチメディアと説明した。 吉崎課長は今回の講演で来条する前、東京で三条市のホームページを閲覧し情報を得た。「こうやって知りたい情報はどこにいても入手できます。ただ、知りたいと思わなければホームページを見てもらうことができないのも事実」と話し、ITが進むとアイデアを盛り込んだ情報が外への発信の鍵となり、あふれる情報の中で人が欲しがる情報を掲載したサイトの必要性を話した。 地域のインフラ整備が進む中、ITも“道具”の一つとして捉え、使ってこそ道具になり、使わなければなにもならず、うまく使った方が使わないものに打ち勝つことができると強調。会場には350人ほどの人が訪れ全体の5分の4が男性だった。 午後2時からの第2部は、(株)エヌ・シィ・ティ三条局の記念イベントで、1部の来場者を総入れ替えし。落語家の橘屋圓蔵、漫談の境すすむ、曲独楽の三増巳也がなどを楽しんだ。 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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