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三条市の蝶名林稔さんが富士のフォトコンでグランプリ(2002.2.20)

国内最大級のアマチュア写真愛好者の公募展、富士フィルムフォトコンテスト。その頂点、グランプリに三条市内の愛好者が輝いた。公務員蝶名林稔さん(47)=西潟=がその人。10年ぶりに思い立って応募した作品が射止めた金的に「ただ、ただ、びっくりしました」と興奮は収まらない。

グランプリ受賞作品
『寒けいこ』

第41回富士フィルムフォトコンテスト2001で自由写真部門グランプリに輝いた蝶名林実さんの作品「寒けいこ」

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今年度の富士フィルム(株)主催「第41回富士フィルムフォトコンテスト2001」には、18,246人から合わせて64,171点の応募があった。自由写真とネイチャーフォトの2部門あり、各部門2点、計4点の最高賞、グランプリが決まり、蝶名林さんは中谷吉隆氏と沼田早苗氏が審査した自由部門でグランプリに輝いた。

受賞作品は『寒けいこ』。昨年1月2日に間瀬海岸で行われた空手の寒けいこを取材し、ミノルタアルファ9と7を持参して冷えた体を甘酒で温める少年が見せた一瞬の表情を逃さなかった。

もちろん撮影した写真はこのワンショットだけではない。練習風景からショットを重ねたが、現像したポジを確認するうちに少年の表情に強くひかれ、四つ切にプリントして不思議と10年ぶりに同コンテストに応募する気になった。

12月に入って主催者から銅賞以上の候補に選ばれたのでポジを送ってほしいという文書が届いた。「銅賞でも入ればうれしいな」と、このときもまだ期待はせず、ポジを送付した。

そして1月21日に届いた知らせは、グランプリ受賞。「ただ、ただ、びっくりしました。かみさんがそのときのことを“目を丸くしていた”と言ってましたから相当、驚いていたんでしょうね」と蝶名林さんは、ひとごとのように振り返って笑う。

三条市役所職員の蝶名林さんが写真を始めたのは小学校時代。天体写真を夢中になって撮影した。その後は、地元を中心に祭りがあれば出掛けて人物にレンズを向け、四季風景や花のクローズアップも撮影している。

暮れになると自然を撮った写真を使って6枚セットのカレンダー付きポストカードを作成して友人知人にプレゼントするのも恒例で、作品に対する“おごり”は、これっぽっちもない。

グランプリを射止めた蝶名林さん

グランプリを射止めた蝶名林さん

「自分はそういう(グランプリをとるような)レベルではないと思っている」と言うが、平成11年に発足した三条市を中心に写真愛好者14人でつくるグループ「写団かじや」では会長に就いている。

三条市美術展で最高賞の市展賞も受賞しており、蝶名林さんを良く知る人ならグランプリをとるだけの腕を認める。

蝶名林さんは、グランプリが決まると真っ先に世話になっているカメラ店店主とグループのメンバーに報告すると、同26日にはさっそく知らせを受けた友人たちが祝賀会を開いてくれた。

蝶名林さんは「今回はグランプリを受賞しましたが、県展、二科展に応募してもまだ入選止まりなので、これからもいい写真を撮って応募していきたいですね」と、グランプリを弾みに“写真欲”は膨らむばかりだ。

グランプリ作品は20日発売のアサヒカメラなど写真専門誌に掲載される。また、4月から東京、大阪、札幌、福岡などの主要都市の富士フォトサロンで入賞作品の展覧会が開かれ、富士フィルムから入賞作品の作品集も出版される。

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