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金物卸商の三条市柳川新田、外栄金物(株)(外山登社長)は、このほど電話料金最安値を誇る平成電電(井田高次社長・本社東京都渋谷区)の代理店となり、電話をかけることが多い地元企業にコスト削減のための登録を呼びかけている。 平成電電の通話料金は、市内通話が3分7.5円、県内3分10円、県外2分10円、国際も米国で1分15円で現在、最安を誇る。 インターネットを使ったIP電話ではなく、自社の交換機をNTT東西地域会社につなぐ交換型で、1月末からマイライン(電話会社事前登録制)に参入。利用者は専用の申し込み用紙に記入して登録するだけで、アダプターの設置や初期投資などの面倒な手続きはなく、格安の安定した通話を利用できる。 新潟県内でのサービス開始は4月1日からだが、すでに首都圏を中心に全国9地域でサービスを開始。回線が20本以上ある企業はで2分以内の通話やFAXが多い企業には県外でも1分6円というサービスもあるため、企業にアピールしている。 外栄金物(株)でも多いときは通話料の請求が20万円を超える。平成電電登場前、県外は一律料金を採用したフュージョンコミュニケーションズに登録した。同社の平成12年と13年の月々の通話実績を料で比較すると、年間20万円近くコストを削減できることがわかった。 ことしに入って、そのフュージョンコミュニケーションズよりさらに安い通話料を提供する平成電電の話を聞き、早速、情報を収集。フュージョンより安く通話ができる平成電電のサービス開始は来月だが簡単な手続きで変更できることがわかり、同社のマイラインを平成電電に変更した。 同時に県央地域の地場産業は商品の問い合わせや注文など市外、県外への通話が多く、通話料が経費の負担になっていることから需要が高いとみて平成電電と代理店契約を結び、併せて登録を呼びかける特約店も募集している。 外山社長は「現状は電話料金なんてたいしたことはないと思っている経営者が多く興味を示さない方もいます。でも景気が悪い今、月に3万円の純利益をだすことはとても大変。ただし3万円のコストを削減すればその分、純利益を出すようなもの。平成電電の申し込みが開始すればより大きい通話料のコストが削減できる」と提案している。 今後は同社のホームページに平成電電の内容を更新し、より多くの企業に登録を呼びかけていく。 ■関連リンク ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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