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燕南野球スポーツ少年団に空き倉庫を改造した室内練習場(2002.3.6)

燕南野球スポーツ少年団(遠藤順一会長・39団員)に冬場のトレーニングの強力な秘密兵器が登場。保護者がことし1月、燕市佐渡地内の倉庫を改造し、室内練習場を完成させた。

倉庫を改造して生まれた燕南野球スポーツ少年団室内練習場

倉庫を改造して生まれた燕南野球スポーツ少年団室内練習場

18×10メートルの室内練習場を天井から下がる8基の水銀灯が照らす。本格的なトレーニングに狭いが、サーキットトレーニングからピッチャーの投げ込み、打ち込みなど基本練習には十分なスペースだ。

週末を除いて午後7時から8時半まで、5、6年生24人が3班に分かれて順番に練習に利用する。遠藤会長、笠原正人監督、斉藤慶一副会長ら保護者も数人ずつ交替で指導責任者として指導にあたる。

団員と指導者、後列右が遠藤順一会長

団員と指導者、後列右が遠藤順一会長

キャプテンの5年生笠原健太君は「おとなの人が一生懸命、つくってくれてうれしかった」、同遠藤俊洋君も「でき上がるのを待っていました。初めて来たとき、思ってたより広くてうれしかった」。元は倉庫でも、子どもたちにとっては“夢”の施設となっている。

燕南小学校と燕東小学校の児童からなる同少年団は、これまで冬場は両校の体育館を利用していたが、2年ほど前にそれぞれ体育館が新しくなると同時に野球の軟式ボールの使用が認められなくなった。やむを得ず、まったく感触の異なるテニスボールを使って練習していた。

できるだけ実戦に近い環境で練習させたいと思う親心は当然だ。昨年11月に保護者で相談し、そのうちのひとりが、所有する空き倉庫を提供してくれることになり、一気に“夢”は実現に向かった。

保護者やOBが室内練習場として必要な整備に手弁当で協力した。ガラスを割ったり壁をいためたりしないように、体育館での練習で使っていたネットを天井と周囲に張り巡らした。

ピッチング練習にも十分

ピッチング練習にも十分

セメントの床には、2トントラックで7、8杯分の畑の土を運び込んでまんべんなく敷き詰めた。ただ、気温が低くて土が乾かないため、いったんすべて取り除いて練習場の隅に集め、乾いたら再び敷き詰める。
作業は深夜1時にまで及ぶこともあった。遠藤会長は「電気工事や土木に強い保護者やOBがいて、自前で何でもできるんです。みんなボランティアでやってくれました。でき上がった練習場に来た子どもたちは大喜びでした」と頭を下げる。

「少年野球は、ご家族の理解と協力があって初めて子どもちたが安心してのびのびと練習できます。室内練習場ができたのもお父さんやお母さんのおかげ。3月末から練習試合が始まりますので子どもたちには頑張ってもらいたですね」。

次は、子どもたちがこたえる番だ。室内練習中で鍛えた技と体で念願の市内予選突破、それに続く新人戦の優勝を目指す。



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