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9日午後2時20分ころ三条市直江町2、ネジ製造業鈴木文雄さん(62)方で火災が発生、瓦ぶき木造一部2階建て住宅兼工場約130平方メートルを全焼し、3時15分に火は消えた。この火災で鈴木さんは両手と前額部にやけどをし、救急車ですぐそばの済生会三条病院に運ばれた。 鈴木さん方は奥さんと長男の3人暮らしで出火当時、奥さんは出掛けていて長男と2人で家にいた。火災の原因は三条署で調査している。 鈴木さん方は国道8号線をまたぐ歩道橋のある直江町(一)交差点の角で、三条市直江町老人の家の向かい側。隣は一方が緑地帯、もう一方にはアパートもあるが、間が庭のこともあって火が移ることはなかった。 工場部分の前には2基の灯油用と思われるタンクがあったが中身が空だったのか幸い、引火しなかった。すぐそばを流れる貝喰川(かいばみがわ)から取水でき、消火活動もスムーズだった。 建物はあっという間に柱だけになり、工場部分は工作機械や金属の切りくずが散乱していた。 すぐ裏手が慢性的に渋滞する幹線、国道8号線。火災の煙は国道8号線の方に流れ、一時はドライバーの視界をさえぎるほどだった。 三条署員は拡声器で関係車両以外は速やかに通行する呼びかけたが、スピードダウンした車で国道はもちろん、国道に流入する道路も渋滞がひどかった。 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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