住居、余暇関連の総合卸商社、外山産業(株)（外山晴一社長・本社三条市南四日町4）をはじめ4社からなる外山産業グループは8、9の2日間、県央地域地場産業振興センターで「ベターリビングフェア2002」を開き、豊かで新しい住生活を提案する住宅設備機器の商談を行っている。

地場産センターで開かれている外山産業グループの「ベターリビングフェア2002」

本格的な春を前にしたこの時期に毎年、開いている。住宅機器、冷暖房空調機器、刃物先端工具、エクステリア用品、家庭用品などに加え、住宅関連、金物店、石油販売店など13社の三条市と近隣の共催販売店も名を連ね、住生活を提案している。

出展メーカーはコロナ、クリナップ、タカラスタンダード、ナスステンレス、ヤマハリビングテック、松下電工など33社を数え、新製品や新商品を展示し来場者にPRしている。

平成13年度省エネ大賞経済産業大臣賞を受賞したコロナの「エコキュート」

会場を入って左にコロナの自然冷媒CO2ヒートポンプ式給湯器「エコキュート」を展示する。平成13年度省エネ大賞経済産業大臣賞を受賞しており、高効率給湯で給湯ランニングコストをガス給湯機の約5分の1、月平均1,000円ていど。取り付けも簡単でリフォームにもうってつけだ。

会場を訪れた同社の内田力社長は「今後、エコキュートには国の補助金がついてお求め安くなります。社内には250人の技術開発者がいます。これからも省エネや環境にやさしい商品を開発していきます」とアピール。

タカラスタンダードやヤマハリビングテックは、会場にユニットバスを設置して来場者から使い勝手のよさを目の当たりにしてもらっている。担当者は「カタログでもいろいろ紹介していますが、こういう機会に実際の状態を見てもらう方が何倍もお客さまに伝わります」。

ほかにも特価品や見切り品などの販売コーナーもあり、掘り出し物も人気。初日は招待状を出した企業の人の来場し、会場内に設置したテーブルで商談も盛んだった。

外山社長は「おかげさまで外山産業は55周年、外山工業が35周年、グリーンライフが25年と節目の年になりました。いちばん新しいトヤマハウジングは、ことしで9周年。今後もグループとしていろいろなことを提案していきたい。フェアでは出展している企業も商談の機会ととらえ、積極的にPRしていただきたいですね」と話している。

最終日は土曜でもあり、一般客の来場も期待している。最終9日は午前9時半から午後4時半まで。

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