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14日午後、三条市麻布地内で約2,000平方メートルにわたり枯れ草が燃える火災があった。 午後2時45分ころ麻布高台団地裏手の通称「八幡山」の南側斜面で出火。三条地域消防本部から消防車8台、署員29人が出動し、3時半に火は消えた。火災の原因は、付近住民が冬囲いをはずした縄などを燃やしていた火が、枯れ草に燃え移ったらしい。 現場は昭和60年に土砂崩れが発生、その後、斜面を緩やかに整地した場所。山手で水利の確保が心配されたことから、タンク車も出動。さらに背負って水を放つ「ジェットシューター」3台でポリ容器20本分の水も使って消した。 枯れ草火災は火災の統計に残らないことが多いが、空気が乾燥する春先は、いわば枯れ草火災のシーズン。この日も湿度は24.1%(同本部調べ)まで下がり、火災の発生しやすい気象条件で、同本部では朝から管内で防火広報車による巡回を行っている最中だった。 しかし、今の時期は雪が残っていることが多いが、ことしは暖冬の影響で枯れ草火災の発生も早まっている。前日13日にも同本部管内で2件の同様の火災が発生しており、同本部では火の管理や後始末に注意するよう防火を呼びかけている。 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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