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加茂市希望ヶ丘、新潟経営大学(池田一新学長)は、3月から1年間、同校と協定校を結ぶロシアの極東公務員アカデミーから留学生6人を受け入れている。 極東公務員アカデミーは、ロシア極東地方の行政府で働く幹部社員を育成する教育機関。アカデミーに在籍したままセミョノワ・エレナさんら男2人、女4人の6人が新潟経営大学に留学する形で、生活費などもロシア側が負担している。 大学は春休み中だが、留学生は1カ月早く来日して日本語を勉強し、4月からの新年度に備えている。同時に日本の風習、風土、生活習慣を勉強し、加茂の町を散策して市民とも交流している。 まだ、日本に来て2週間の留学生は「大変いい」「日本の食事はおいしいけど高い」「言葉が通じなくてもみんな親切」と日本の印象を話し、ロシアとの生活環境の違いに戸惑いながらも、期待を膨らませている。 地域的、国際的にビジネスを展開できる人材の育成を目指す同校は、中国の吉林工学院大学と北京工業大学、韓国のウルサン大学、ロシアの極東公務員アカデミーの3ヶ国4校と海外協定校の調印を結んでいる。 極東アカデミーとは平成13年に協定校を結んだ。平成9年に極東公務員アカデミーから県を通じて県内の大学と協定したいと申し出があり、経営大が手を上げた。 これまでも協定校に限らず留学生を受け入れたことはあるが、協定校では昨年の韓国ウルサン大学から2人の留学生を受け入れたのに続いて2回目。 また、同校卒業生が吉林工学院大学に留学し、そのまま現地に残って日本語の講師になるなど連携を図っている。協定校との交換留学や語学研修は始まったばかりだが、今後も留学生、教員の交換密度を増し、情報交換と相互依存関係を深めていく。 ■関連リンク ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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