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13歳以下を対象としたサッカーのナイキカップ県大会決勝戦が17日、新潟市・小針中学校で行われ、栄町立栄中学校(大久保均校長・466人)サッカー部(小倉瑛治キャプテン・28人)が小針中学校と対戦。0-1で敗れたものの、強豪の小針中学校を相手に善戦、堂々の準優勝だ。 前半を両校無得点で折り返したが、後半2分、小針中の左サイドからのパスを受けた選手がドリブルで栄中のディフェンダーを抜いてセンタリングを上げ、そのパスに合わせて飛び込んできた選手がシュートを決めた。その後、得点はなく、そのまま試合終了となった。 サッカー部の監督、上重哲史教諭(35)は「1年生中心の大会で決勝に出ただけでも自信につながった。また試合に負けた悔しさがバネになって7月の県総体に向けて頑張ってくれると思う」と、負けたことより選手の自信につながったことを喜ぶ。 ナイキカップは、県大会から北信越、全国、世界と駒を進めることができる大会。ことしは県内から22チームが参加、予選を行ってこの日の決勝戦となった。 栄中は平成9年に県大会初出場、平成11年に秋の県新人戦集優勝などの実績があるが、今回で4回目の出場となったナイキカップは、これまでほとんど1回戦敗退。一方の小針中は一昨年、全国大会3位の実力だけに、戦前から小針中が圧倒的優位と見られており、逆に栄中はそこに勝機を求めたが、あと一歩、及ばなかった。 栄中は栄町の北小、中央小、大面小の3つの小学校が児童が入学する。小学校時代のサッカーのライバル選手が、同じ中学のサッカー部で仲間として結束を強める。県内外の練習試合も積極的に行い、保護者のバックアップも熱が入る。 「小学校で頑張ってきた選手が育ってきたおかげで、決勝戦まで行けたと思います」と上重教諭。「ふだんの練習は生徒たちの自主性に任せています。ただ、できるだけ多く試合を経験してほしいので、ひんぱんに練習試合は行っています」とレベルアップを分析する。 3年生12人は卒業し、間もなく2、3年生となる部員は、4月に入学する新1年生と新しいチームづくりを進める。県大会準決勝の自信と教訓はきっと夏の県総体に生きてくることだろう。 ■関連リンク ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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