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県内のほとんど小学校で卒業式が行われた22日、燕市内8小学校でもそろって卒業式を行い、合わせて2,607人がそれぞれの学びやを巣立った。 高橋甚一燕市長が参列した燕市立燕北小学校(金子正雄校長・児童207人)では、午前9時半から第33回卒業証書授与式を行い、卒業生36人が巣立った。 在校生や保護者の拍手の中、真新しい学生服を着た卒業生入場して開式。春の花が咲くプランターで飾ったステージで、金子校長は卒業生一人ひとりに卒業証書を手渡した。 金子校長は「日本の子どもたちの学力は世界でもランクは上のほうですが、楽しく勉強しているかといえば必ずしもそうではない。疑問を持ったらどんどん調べていってください。辛いことがあってもへこたれないで燕の洋食器産業のように頑張ってください。自分がよいと思ったことに責任を持って、歯をくいしばって我慢して自分の考えを貫いてください」と、はなむけの言葉を贈った。 高橋市長は卒業生に「北風と太陽の話のように人を動かすには力ではなく温かい心がいちばん。中学校に行ってたくさんの友人をつくり、本当の友だちと出会ってください」と祝いの言葉を述べるとともに、保護者には「これから学校が週5日制になり学校、家庭、地域が一体となって取り組んでいかなければなりません。家族のふれあいを大切にし、一層のご尽力をいただけますようお願いいたします」と求めた。 卒業生から学校へバスドラムの記念品の贈呈は、小山遼君から金子校長に目録を手渡した。贈る言葉では、卒業生と在校生が起立しそれぞれが感謝の気持ちを歌にして贈り、最後に在校生は「卒業生の皆さん、中学校でも頑張ってください」。卒業生は「在校生の皆さん、お元気で」と返し、大きな声で一緒に「さようなら」と締めて、校歌を斉唱した。 列席した保護者は、制服を着て立派になった我が子の姿に感動し目頭を抑えていた。 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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