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燕市が県内5番目のISO14001の認証取得(2002.3.29)

燕市はこのほどISO14001の認証を取得し、28日午後1時から市役所で(株)日本環境認証機構(JACO)から高橋甚一燕市長にISO14001の登録証が授与された。

調印する右から高橋三条市長、高橋燕市長、佐藤田上町長、小林栄町長、佐藤下田村長

認証書を手にした高橋燕市長(前列中央)を囲んで記念撮影

燕市役所をはじめ、保健所、文化センター、産業会館、保育所など市の46施設がISOを取得したもので、県内の自治体では、昨年3月に取得した三条市に次いで5番目となった。

高橋市長は「昨年12月からシステムの運用を開始し、3月13日の判定委員会で認証を取得した。しかし、まだまだ十分ではないので全職員、知恵を出し合って今後も継続的に改善し運用していきたい」とあいさつした。

日本環境認証機構の福島社長は授与式には列席しなかったが、高橋市長に宛てた文書で「それぞれの部署が適切な数多くの目的、目標に取り組まれ、特に定量標値設定が具体化されたこと、また、学校教育課と連携し小学校で環境教育行ったこと、保育所の各所長が環境教育に熱心であったことなど評価が高くなっています。今後もシステム文書の簡素化、筋肉質のシステム志向を更に推進し市民業者を含む幅広い環境活動を期待します」とメッセージを贈った。

燕市は平成12年末ころから生活環境課が主体となって各課課長を各実行部門長に視察や職員意識を高めるための研修会、資料づくりなどに取り組み、昨年12月から具体的な環境方針をつくり、研修会を重ねた。

審査の段階ではかなり難しい宿題もあり、最終的に薬品管理の手順書が具体的ななかったという鑑察が1件、排水水質汚濁防止法が自治体の基準に達していなかった軽微な不適合が1件の計2件の問題があったが、いずれも速やかに是正できるということでISO14001の認証となった。

■関連リンク

ISO14001の認証取得(燕市ホームページ)



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