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弥彦村と弥彦観光協会は、1日午後1時からJR弥彦駅で弥彦観光駅長の新旧交代式を行い、新しい第15代観光駅長に吉儀マミさん(27)=吉田町=が就任した。 主催者や見学者など50人ほどが集まるなか、午後1時8分、第14代観光駅長の山本和子さん(23)=三条市=が弥彦駅発新潟行きの電車を見送って、最後の務めを果たした。 安達行雄弥彦村長は「山本駅長は見事に立派に弥彦を守っていただいた。この1年間は生涯を通じて財産になります。今後も弥彦の観光のPRを続けていっていただきたい。15代の吉儀観光駅長は、ぜひ風邪を引かないように、そして14代駅長に遠慮せず頑張ってください」とあいさつし、新駅長の活躍に期待した。 JR新潟支社の古川販売企画課長から吉儀さんに辞令を交付するとともに名札や載帽を渡し、山本さんからたすきを渡した。 山本前観光駅長は「弥彦で過ごしたこの1年間は、一生の中でも一番輝いていた1年になったと思います。支えてくれたお客さま、父や母に感謝し、この場を降りたいと思います」と退任のあいさつをし、吉儀新観光駅長は「一人でも多くのお客さまから“弥彦に来てよかった”という一言を頂だいできるよう精一杯、真心と笑顔で弥彦のPRとサービスにまい進していきたいと思います」と就任のあいさつをした。 新観光駅長の初仕事は午後1時35分着の電車の出迎え。電車がホームに入り乗客が降りると、吉儀観光駅長は改札で一人ひとりから切符を受け取って初仕事を無事にこなした。 吉儀さんは観光駅長に決まるまで埼玉県の生花店で働いており、埼玉の友人が新潟を訪れると決まって弥彦神社へ案内している。生花店に勤める前は幼稚園の保育士で、「人と接するのが大好きだし、弥彦は海と山がそろっている素晴らしい場所。自分がここで働けることをうれしく思います」と喜ぶ。 勤務時間やイベントでの参加でハードワークが続くが、中学校、高校と新体操、器械体操をやっていたので体力には自信がある。 「今のところ私の知っている弥彦の知識は少ないのでこれから図書館などに行って本やパンフレットを読んで勉強していきます」と話している。 山本前観光駅長は退任後、教員免許と得意の英語を生かして新潟市内の学習塾の講師への就職が決まっており、「新しい道で頑張っていきたい」と笑顔の退任だった。 ■関連リンク 第14代弥彦観光駅長、山本和子さんインタビュー(2001.7.17) 弥彦観光駅長交替式で山本和子さんが新観光駅長に(2001.4.1) ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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