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翌6日から始まる春の交通安全運動を前に三条警察署(小田康夫署長)は、5日午後5時半から同署でパトカーによる赤ランプ警らの出発式を行い、管内をパトカーで巡回して交通事故防止を呼び掛けた。 同署駐車場にパトカー6台、事故操作車1台の計7台とそれに乗車する警察官14人が整列。車輌点検を行い、小田署長、栗林國男副署長、本間敏雄交通課長がパトカーと警察官の回りを歩きながら確認、警察官はパトカーに乗車しエンジンの始動、方向指示機、ライトや赤ランプの点灯を点検した。 小田署長は「ことしの重点課題は子どもと高齢者の事故防止、飲酒悪質運転の根絶、シートベルトの着用とチャイルドシートの装着の3点。きのう現在で県内49人が死亡しており、前年に比べ13人の増加。厳しい状況のなかで行う赤ランプ街頭指導は夕方から夜にかけての事故の多い時間帯に行います。パトカーの運転は一般ドライバーの模範となるよう細心の注意を払っていただきたい」と訓示した。 パトカーは赤ランプ警らに出発し、午後6時半まで国道8号線や289号線など幹線道路を巡回した。 春の交通安全運動は15日までの10日間。運動期間中、午前7時半から8時半と午後5時から6時からの2回、赤ランプ警らを行い、期間後も時間がある限り続ける。 ことし春の交通安全運動では、ほかに交差点事故と高齢者事故の防止も重点としている。4、5月は交差点、日没が早くなる9、10月は高齢者の事故防止対策を行い、具体的には交通安全施設整備、道路管理者との現場パトロール、交通安全教育、交差点での信号無視・歩行者妨害・一時不停止などの取り締まりの3点を関係機関や団体と協力して行う。 本間交通課長は「昨年の交通事故で死亡した227人の中で102人が高齢者、93人が交差点での事故でした。全署一丸となって死亡事故が1件でも減るよう指導していきます」と意気込みを話していた。 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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