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(社)加茂青年会議所(川口正理事長)は、12日午後6時20分から加茂市商工会議所で4月例会として合併に関する公開市民フォーラム「まちの未来を選択するのは君だ」を開き、加茂、田上の両市町議会議員から集めた合併に関するアンケートの発表、新潟市と合併した黒埼町の河内直史元町長の講演で合併を考える。 アンケートはの回答率は70%。アンケートは合併の是非を問うのではなく、市民の代表である議員が合併をどのように考えているか意識調査したもので、結果を集計して傾向を紹介する。 講演会では河内元町長が合併に伴うまちの未来像をどのように描き、どのように住民に示してきたか、また、住民が判断するための情報公開をどのように進め、住民に問題意識をもってもらったかなどを話してもらう。 川口理事長は「今まで加茂市、田上町の市民レベルで合併のことを話し合う機会がなかった。加茂青年会議所としては合併の是非を問うのではなく、あくまで話し合いの場を提供していきたい。今回のフォーラムもそのひとつ」とフォーラムの目的を説明する。 昨年、内部に合併について考える委員会を設置して研究、勉強してきた。ことしはその研究成果を形にしていくことで、住民に議論するための判断材料を与え、未来に向けたまちづくりを考える気運を盛り上げようと、初めての外に向けた取り組みとしてフォーラムを企画した。 丸山信彦まちづくり委員長は「フォーラムに参加いただいた人が職場や地域に戻って合併について話をしていただく場を設け、その一つひとつの“渦”が大きな渦となって住民の問題意識を高めることになると思います。フォーラムをステップに今後も住民レベルで話し合える場を提供していきたい」と話す。 三条、燕、栄、田上、下田の5市町村は、4月から県央東部合併研究会を発足。燕三条青年会議所も5年前に合併をにらんで三条、燕の両会議所が統合、誕生しており、流れは合併に向かっている。 こうした動きに、加茂市の小池清彦市長は合併に対して反対の姿勢をますます鮮明にしている。同会議所顧問でもある小池市長に対し、同青年会議所は活動報告を含めて懇談したいという。 フォーラムは午後9時までで、だれでも無料で入場できる。問い合わせは、同青年会議所事務局(0256-53-3241)へ。 ■関連リンク ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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