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20日の「郵政記念日」にちなんで三条郵便局(杉沢信光局長)は、23日午前9時から同局で第69回郵政記念日式典を行い、部外功労として2団体と1個人を表彰するとともに、内部の勤続功労者や業務優績を表彰した。 受賞者、三条郵便局員、市内の各郵便局長、高橋一夫三条市長ら70人ほどが列席。杉沢局長は「三条市内で最も古い三条郵便局は明治5年に創業し、ことしで130年を迎え三条の発展とともに郵便局も発展してきました。郵政の公社化を控え郵便事業をめぐる環境はさらに厳しくなります。局員の健全な努力を期待します」と式辞を述べた。 部外功労は、(株)柄長=三条市北入蔵=の総務大臣表彰、高橋轍雄さんの信越郵政局長表彰、シンワ測定(株)=同興野3=の三条塚野目郵便局長表彰の2団体、1個人。(株)柄長は前日22日に東京で行われた中央式典で表彰されており、ここでは高橋さんとシンワ測定(株)に表彰した。 来賓の高橋市長は「郵便局員の皆さんの国民生活に密着した昼夜を問わない努力に敬意を表します。これからも市民、国民に愛され親しまれる局になるよう心からお願い申し上げます」と局員の労をねぎっらった。 相田邦夫市議会議長は「公社化が来年からスタートいたしますが、私はこれまでに培ったことを考えると民営化は百害あって一利なしと考えます」とあいさつの中で公社化に反対した。 一日郵便局長に(株)エヌ・シィ・ティ三条局のアナウンサー柿村直子さんを委嘱、柿村さんの訓示のあと、20年勤続功労者3人に信越郵政局長表彰、業務優積者7人に所属長表彰を渡し、表彰を受け取った局員と来賓らは記念撮影を行って閉式した。 このあと一日郵便局長から利用者に100人に花の小鉢のプレゼント、市内3中学校から1人ずつ、3人の生徒の一日郵便局員体験などを行った。また、30日まで展示している「切手趣味週間ミニ切手展」では、平成7年発行の特殊記念切手42種類を同局ロビーに展示している。 郵政記念日は、明治4年4月20日に新式の郵便制度が開始されたのを記念し、昭和9 年に通信事業特別会計が施行されたのを機に、この年から毎年4月20日を逓信記念日として記念行事を行っていた。昨年から郵政事業庁となったことにともない、逓信記念日が郵政記念日と名称が変わった。 「郵政記念日」は、新式郵便制度が実施された明治4年(1871)4月20日を記念して、昭和9年(1934)に制定。当初は逓信省(ていしんしょう)の管轄だっため「逓信記念日」と称したが、逓信省が郵政、電気通信省の二省に分割されて昭和33年(1958)まで「郵政記念日」と称した後、再び「逓信記念日」に。ことしは省庁再編に伴い44年ぶりに「郵政記念日」の名称が復活した。内部の被表彰者は次の通り。敬称略。
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