【女子】
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大越真理子教諭
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3月に行われた全国選抜大会の準優勝の秋田北(秋田)を筆頭に、ベスト8の湯元(福島)、左沢(山形)と、女子は東北勢の活躍が目立つ。ベスト16に磐田西(静岡)、松商学園(長野)、金沢桜丘(石川)、健福大付属高崎(群馬)と例年、三条杯に参加している学校の健闘により、ことしは非常にレベルの高い戦いが予想される。
また昨年優勝の磐田西(静岡)は連覇を狙っており、新潟県代表で昨年の選抜で準優勝した分水高校も地元の意地をかけて上位進出を目指す。
新潟明訓は秋の選抜予選以来、徐々に力をつけ、三条杯で勢いに乗りインターハイ予選の前哨戦の雰囲気だ。古豪復活の新潟商業、チームワークの小出、帝京長岡、栃尾、と新潟勢の上位校は力が均衡しており、例年になくどのチームも上位進出を狙っている。
三条市内からは唯一、新潟県ベスト16の三条高校が出場しており、初戦突破を狙いたい。
■第1ブロック
準々決勝での有力校は磐田西、新潟明と秋田北と松商学園。
■第2ブロック
健福大付属高崎、金沢桜丘らが上がってきそうだ。帝京長岡、新潟商業も十分にチャンスがある。
■第3ブロック
左沢、高朋(富山)を中心に鳳凰(鹿児島)、小出、前橋商業(群馬)ら有力校がひしめく。
■第4ブロック
分水、湯本が3回戦からしのぎを削る。有力校として水戸葵陵(茨城)、仙台(宮城)らが期待される。
【男子】
女子とは対照的に先の選抜大会での優勝は神奈川の桐蔭学園、東京の高輪、兵庫の育英、熊本の九州学院と、日程的に三条杯に参加のできない東京、神奈川、西日本が占めていた。
ベスト8に桜丘(愛知)、ベスト16に酒田商業、(山形)、東奥義塾(青森)、吉原工業(静岡)が進出し、これらの学校が有力視できるが、男子の場合はかなり力が均衡しており、各県の選抜出場校である盛岡南(岩手)、仙台育英(宮城)、前橋西(群馬)、高朋(富山)、津幡(石川))、啓新(福井)、市立岐阜商業(岐阜)、添上(奈良)、新潟明訓を中心に混戦が予想される。
昨年度の活躍からみるとの優勝の鹿沼(栃木)が今回不参加となり、準優勝の土浦日大(茨城)3位の磐田西(静岡)、高朋(富山)が上位進出を狙う。
新潟県勢としては、高志、新潟商業、新潟第一らの活躍が期待できる。また勢いに乗れば帝京長岡、三条、長岡もいい試合の展開が期待できる。
三条勢としては三条東、三条商業が初戦を突破して勢いをつけたい。
■第1ブロック
桜丘(愛知)を筆頭に吉原工業、土浦日大を中心に地元高志、帝京長岡らの活躍が期待できる。
■第2ブロック
東奥義塾を中心に、選抜出場高の仙台育英、添上、津幡、新潟商業の戦いが見物である。
■第3ブロック
新潟明訓を中心に磐田西、前橋西らが有力。
■第4ブロック
酒田商業を中心に市立岐阜商業、高朋に三条、新潟第一、長岡らの県内勢の活躍に期待したい。
【三条市内対戦一覧】
女子出場校
1試合目 三条対境(茨城)
男子出場校
6試合目7コート 三条対静岡(静岡)
8試合目4コート 三条東対鳳凰(鹿児島)
9試合目2コート 三条商業対前橋商業(群馬)
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