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NPO法人三条おやこ劇場(川瀬弓子理事長)と星空ファクトリー(長野親情代表)は、2日午後7時から三条市保内公園の第2駐車場で「沈む冬の星座と春の星座観測会」を開き、星空を眺めて春を実感する。 小学生と保護者約80人が参加。地元の天体観測の愛好会、星空ファクトリーのメンバーが用意する天体望遠鏡5、6台で観測を行うほか、メンバーからパソコンやパネルを使った解説も聴く。 今の時期は乾燥して空気が澄み、春の星座と冬の星座を同時に見られる観測の好期。天気にさえ恵まれれば冬の星座の代表オリオン座や月のクレーター、木星などを観察できる。 とくにことしは、ゴールデンウィークから5月中旬にかけて日没直後の西の空に水平線から水星、金星、火星、土星、木星の順に5惑星が並ぶ「惑星集合」を肉眼で見られる。次の観測のチャンスは2040年と言われるだけに、貴重なチャンスを専門的な解説とともに体験できるのがうれしい。 三条おやこ劇場では、昨年も4月に開いており、ことしで2回目。昨年は望遠鏡で見る星が肉眼で見るのとはまったく異なる色に見えることや、月のクレーターを自分の目で確認して子どもたちは感動。保護者もそれに負けず劣らず感心していた。 同じ感動をことしもとなったもので、昨年は焼きイモの差し入れに子どもたちが大喜びだったので、ことしは現地で焼きイモを焼いてふるまう「オマケ」も企画した。 星座観測会の運営を担当する同劇場生涯学習部の鶴巻真里子部長は「大きな望遠鏡で星を見ることができるので、たくさんの発見があると思います。おやこ劇場のメンバーでなくても参加できます。ただイモを準備するので、参加希望する人はお問い合わせください」と話している。 すでに定員に達しているが、前日まで参加を受け付ける。参加費は100円。観測は午後8時から9時半まで行い、曇りなら9時まで、雨降りなら中止。参加したい人は同劇場(電話0256-32-7446)へ。 |
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