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三条仏教会と三条花祭奉賛会(牛膓法禅会長兼任)は、11日午後1時半から釈迦(しゃか)の誕生を祝う花祭りを行い、雨降りだったので三条別院(通称東別院)本堂でお練りとかん仏を行った。 本来、花祭りは4月8日だが、三条市や近郷では月遅れの5月の第2土曜に行っている。三条市の中心地にある、みのり幼稚園、宝塔院幼稚園、松葉幼稚園の3つの仏教系の幼稚園の園児339人が参加し、うち100人余りは稚児衣装。さらにお母さんの和服やスーツで参加した。 本来、お練りは三条市の目抜き通りを歩くが、この日は走り梅雨を思わせる雨。十数年ぶりに東別院本堂でお練りとなり、お母さんに手を引かれて堂内を歩いた。お練りを見物に来た人は「せっかく衣装を着てかわいいのに、外を歩けなくてかわいそう」と、がっかりだった。 釈迦の誕生仏に小さなひしゃくで甘茶をかける“かん仏”はいつも通り。園児は「お釈迦さま、お誕生日おめでとうございます。お釈迦さまに甘茶を差し上げてお誕生日をお祝しましょう」と唱和し、牛膓会長と松葉幼稚園の園児2人が代表して焼香、献花し、花御堂の釈迦の像に甘茶をかけた。 さらに園児全員が次々と流れ作業で同様にかん仏を行うと、保護者はわが子にカメラのレンズを向けていた。 |
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