|
絶滅危惧種とされるユリの女王、ヒメサユリが群生する下田村・高城城址で例年より20日ほども早くヒメサユリが咲き始め、地元森町地区の住民でつくる「ひめさゆり祭委員会」(山田正司会長)では、11日から19日まで同所でひめさゆり祭を開く。 高城城址の登山口から頂上までの約1,500メートルの登山道「ヒメサユリの小径」の両端にヒメサユリが群生する。もっとも登山というよりは春のハイキングにふさわしい。 ヒメサユリの開花状況に合わせてひめさゆり祭の日取りを決めている。ことしは気温が高く、開花が早まったため、20日近くも早めた。 ひめさゆり祭の期間中の週末11、12日と18、19日の4日間は、高城城址に近い八木ケ鼻温泉「いい湯らてい」と諸橋轍次記念館内の悟空庵の2カ所から午前8時から午後3時15分まで、15分間隔で無料のシャトルバスを運行する。 イベントなどはないが、最終日の19日は山頂で先着200人にとん汁を無料サービス。また、また、ことしから登山道の整備保全やヒメサユリの維持管理を行うため、一人200円の協力金を登山道入り口の小屋に設置した箱に入れてもらうことにした。 ヒメサユリは昔から下田村の山地に群生し、かれんに咲く姿が多くの人たちを魅了する。分布は新潟、福島、山形、宮城に限られ、学術的にも貴重な植物。 祭り前日の10日、大半のヒメサユリはつぼみだったが、透き通るような淡いピンク色の花びらを開くヒメサユリもぽつぽつあった。一足早く訪れた人は「まだ、ちょっと早いね」「満開になったらきれいらろうね」と話していた。問い合わせは下田村役場企画課(電話0256-46-5901、メールinfo@vill.shitada.niigata.jp)へ。 |
スポンサードリンク
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved.
|