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spacerサッカーW杯で燕市の小学生がフラッグベアラーにspacer(2002.5.13)

日韓ワールドカップ(W杯)の新潟開催試合で、燕市花園町、会社員江部成弘さん(42)の長女、燕市立小中川小学校6年生の里佳さん(11)が国旗を持って入場するフラッグベアラーのひとりに選ばれた。

いちばん右が父成弘さん、隣が里佳さん、それに母といとこ

いちばん右が父成弘さん、隣が里佳さん、それに母といとこ

W杯の各試合は、対戦国の大きな国旗をそれぞれ6人1組の子どもが水平に広げて入場、それに審判や選手が続く。その国旗を持つのがフラッグベアラーの役割だ。

里佳さんがフラッグベアラーを務めるのは、6月1日にビッグスワンで行われるアイルランド対カメルーン戦。世界のサッカーファンが憧れるW杯のピッチに立つ幸運を手に入れた。

ワンピースの里佳さん、当日は子ども用のユニホームでW杯のピッチに立つ。

ワンピースの里佳さん、当日は子ども用のユニホームでW杯のピッチに立つ。

フラッグベアラーは、W杯のオフィシャルパートナーの企業が、それぞれ割り当てられた試合で社員の子どもか孫、おい、めいなど親族であることを条件に募集した。

日本コカ・コーラ(株)の系列会社に勤める成弘さんの義弟の勧めで4月初旬に応募し、今月初旬に当選通知が届いた。

成弘さんは「応募はしましたが、ワールドカップは遠い世界の話だと思っていたので、その後すっかり忘れてしまっていたほどです。まさか当選するなんて。通知を見て家族一同びっくりしました」と、今だに信じられないくらい驚きだった。

里佳さんはスキー3級で、バドミントンなどスポーツが得意。学校では運動会の応援団ではバトンガールを務める活発な女の子だ。

応募を勧められたときも「ワールドカップはよくわからないけど、やってみたい」と積極的で、当選通知が届いたときは素直に「うれしかったです」。

間もなく事務局から認定書やコカ・コーラのユニフォームが届くまで、当日の詳しいスケジュールやアイルランドとカメルーンのどちらの国旗を持つのかもわからないが、「ちょっとどきどきしてるけど、頑張りたい」と、ぽっちゃりした笑顔で話す里佳さんだ。

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