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燕市・戸隠神社(星野和彦宮司)は18日、神社春季例大祭の宵宮祭を行い、あいにくの小雨を吹き飛ばすように万灯や踊り子の門付けで祭りムードは一気に最高潮を迎えた。 午後8時から同神社拝殿で宵宮祭の神事を行ったが、それより一足早く夕方から木場小路(宮町)と横町(中央通り)の万灯が1基ずつが出陣した。 万灯は台車の中央に灯ろうを載せ、そのてっぺんから色紙で飾ったタケ数十本を傘のように垂らしたもの。さらに万灯の上で若連中が太鼓や笛で祭りばやしを奏で、「ひょっとこ」と呼ぶ男のが扇子を広げて踊り続けたまま、台車に付いた綱を引いて町を練り歩いた。 宮町木場小路万灯組は8時半に戸隠神社に到着すると、若連中による木遣音頭と伊勢音頭に合わせて小学生の踊り子6人の「おたまさん」が踊りを披露した。それが終わると、おたまさんは商店街の店を順番に門付けして回った。 おたまさんは髪を結い上げ、白塗りで目元や唇に朱をさし、着物で踊りを披露。踊りは1分ていどだが、見物する市民は毎年、見ていてその格好はもちろん、首を傾げる振り付けに「かわい〜い!」を連発していた。 反面、ふだんならそろそろ布団に入ろうかという時間帯に次々と門付けでは、さすがにぐったり。隣の店に移動するにも若連中におんぶしてもらってハードスケジュールをこなしていた。 若連中も同様で、おまけにふるまい酒。歩道に尻をつき、なかにはひっくり返って休むなど祭りに完全燃焼していた。 ■関連リンク |
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