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このところ梅雨の走りを思わせるぐずついて天気が続いているが、24日はさわやかな青空が広がり、入道雲もお目見え。梅雨もこれからだが、夏本番は確実に近づいている。 抜けるように青く澄んだ空に、まぶしいほど白い雲。陰影がその中にむくむくと空高くわき上がる、たくましい表情をつくりだし、だれの記憶にもある懐かしい夏の情景を思い起こさせる。 入道雲は雄大積雲や積乱雲の俗称で、大男た立ちはだかる姿に似ることから名付けられたとされ、同様に関東では坂東太郎、関西では但馬(たじま)太郎、九州では彦太郎とも呼ばれる。 入道雲は雷を伴うことが多く、雷雲とも言う。この日、札幌の小学校で落雷による大きな被害があったが、雷を伴う夕立も入道雲の仕業。突然の雷に注意が必要な季節でもある。 |
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