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spacer燕市大関小で空き教室の有効利用始めるspacer(2002.5.29)

燕市教育委員会が燕市立大関小学校(山岸輝善校長・166人)の空き教室を放課後に開放して「大関なかまの会」を開設するのに伴い、同校は29日午後3時から同所で大関なかまの会の開所式を行った。

燕市立大関小学校で「大関なかまの会」開所式

燕市立大関小学校で「大関なかまの会」開所式

大関なかまの会の利用を申し込んだ児童のうち1、2年生や登石弘淑市教育長、川崎健吾総務文教常任委員会副委員長、斉藤紀美江市議ら30人が列席。登石教育長と大関なかまの会指導員の冨田真由美さん(19)と小林愛子さん(20)の2人が手づくりのくす玉を割り、リボンがたくさんついた“ナイアガラ”のひもを引いて開所を祝った。

マジックを披露する登石教育長

マジックを披露する登石教育長

指導者の女性2人

指導者の女性2人

来賓の川崎総文副委員長は「大関なかまの会で放課後を楽しく過ごすことはとてもいいことだと思います。皆さんが健全にいい子に育ってくれるのが大人の役目。元気に利用してください」、斉藤議員は「地域、保護者も来ていただき一芸を持ったお年寄りなど地域の財を生かして育てていける環境にしてください」とそれぞれあいさつした。

開所式に続いて登石教育長はさっそく得意のマジックを披露。手づくりの帽子と金色の蝶ネクタイでマジシャンになりきって子どもたちの目は釘付けにし、「私は腹話術も連凧もできます。これからちょくちょく遊びに来ますよ」と約束した。

燕市教育委員会は、少子化で増加する学校の空き教室を有効活用しようと平成12年、燕南小学校で放課後に空き教室を子どもたちに開放し、学習指導以外の遊びや生活指導を行う事業を始めた。大関小学校はそれに次ぐ市内2校目の開設。

大関なかまの会は、学校の会議室や体育館、グラウンドなどを活用し、常に指導員2人が子どもたちの指導にあたる。利用する児童は登録制で、1年生から6年生まで30人が登録しており、いつでも登録を受け付けている。


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