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三条市は、県内で初めてのアダプト・プログラムを「三条まち美化ボランティア」として4月1日から導入したのに伴い、30日午前10時から市役所で合同調印式を行って応募したボランティアと合意書をかわした。 ボランティアに応募した市内25団体、733人のうち19人が出席。高橋一夫三条市長とボランティアの合意書に調印し、ボランティアを代表して、個人で登録した川瀬富治男さんが高橋市長と合意書を交換。高橋市長はボランティアに支給する「三条まち美化ボランティア」と刺繍した帽子と、交通量の多いところの清掃の担当に黄色のジャンパーを一人ひとりに手渡した。 高橋市長は「平成12年にポイ捨て防止条例ができ、まちは少しずつ着実にきれいになってきました。三条まち美化ボランティアに多くの方が応募され、ありがとうございました。このような形で地域コミュニティーがうまくいけば、いろいろなことが未然に防げます。どうか清掃中は事故にだけは気を付けてください」とあいさつした。 アダプト・プログラムは、米国で始まった一定の地域を住民などが里親となって清掃を行うボランティア活動。国内では60近い自治体が導入しているが、県内の自治体では三条市が初めて。三条市では市民参加のまちづくりの一環として導入し、市民の美化意識を高めることはもちろん、誰でもボランティア活動に参加できる体制をつくり、地域コミュニティづくりの効果も期待する。 市は、ボランティアにちりとり、ほうき、くまで、軍手、竹ぼうき、鎌などの清掃用具を支給し、希望があれば六角凧のイラストと「三条まち美化ボランティア」と書いた看板を清掃地域に設置。ボランティア保険の加入手続きや掛金も市が負担する。 ボランティアは、担当地域で施設の破壊や街路樹の問題を見つけたら市と連絡を取り合って速やかに対応する。ボランティアは本人が辞退するまで継続となり、参加ボランティアはいつでも募集している。 ■関連リンク |
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