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燕市内66の理容店が加盟する新潟県燕理容組合(田中幸雄代表)は10日、お年寄りなどに出張で理容サービスを行う事業の収入のなかから25万円を社会福祉に役立ててほしいと燕市に寄付した。 午前9時に同組合の田中代表と村上昭司総務部長が市役所を訪れ、高橋甚一市長に寄付金を手渡した。 同組合は4年前から燕市の特別養護老人ホームやつばめ福寿園や白ふじの里といった福祉施設に出張で理容サービスを行っており、36の組合員が主に公休日の月曜に2人ペアで出張。多いときは1日に7、8人の髪をカットする。 料金は3千円で、収入は事務費や消耗費に充てており、そのなかから寄付金をねん出。田中代表は「ご老人の中には90歳を超える人もいるし、半分寝たきりの方、点滴を受けている方もいます。基本的にはカットと顔そりですが、洗髪やヘアカラーの要望もあります。ただ福寿園は頭を洗うことができますが施設に設備が整っていないので難しいですね」と、設備の拡充に期待した。 さらに「在宅老人の出張サービスには市の援助が出ます。燕の福祉は県内でもトップ。私たちも長く続けることが大切だと思っています」と継続を約束すると、高橋市長は「福祉に関しては施設、設備とも燕は力を入れてます。田中さん、私がそうなったときも、来てくれね」と笑わせてていた。 |
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