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18日行われたW杯決勝トーナメント1回戦で、日本はトルコに惜敗。ウィークデーの午後3時半キックオフとあって、日本の最後を見届けられずに歯ぎしりした人が多かっただろうが、一方で全社挙げて仕事の手を休めてテレビに向かって応援した会社もある。 洋食器製造メーカーの燕市殿島2、(株)日本メタルワークス(坂口作弥社長)も観戦組にひとつ。14日の日本の予選リーグ最終戦、対チュニジア戦を前にテレビ観戦のために購入した大型テレビを工場内のフォークリフトに載せ、電話番だけ残して坂口社長はじめ社員15人が一丸となって応援した。 応援スタイルにも気合いが入っていた。“必勝”とあるはちまきを締め、手にはぼんぼんや日の丸の旗。タックシールで手づくりした日の丸を張る凝りようだった。 「わぁー!」「よぉーし、よしよし」と声を張り上げ、ふだんの工場と様子は一変。日本の終戦を告げるホイッスルに、いちばん前に陣取っていた坂口社長は両手で頭を抱えて「あー!」。しばらく誰も立ち上がれないほどがっかり。 坂口社長は「この日のために気合いを入れたのに残念です。サッカーは国と国との戦い。みんなで応援したいと思いました。あしたからは気持ちを切り替えて仕事に燃えます」と話し、今度は敗戦をバネに仕事で爆発だ。 また、学校でもそれなりの観戦調整?があったようで、三条市内のある中学校では授業や掃除の時間を変更して早めに授業を切り上げ、大半の生徒が校内で集まって観戦したという。 市内のパチンコ店は「きょうも(客が)少ないですよ。日本戦が夜にあった日なんて6割方少なかった。ワールドカップは天敵」と、営業面では日本の敗戦に胸をなで下ろしていた。 |
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