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三条青色申告会青年部(鈴木貴幸部長)は21日、三条市中央公民館で平成14年度記帳講習委員会6月例会を開き、三条市元町、(有)EQマネジメントの大原伸之社長を講師に経営の基本を指導した。 「自社(事業所)の経営分析と打つべき手の発見」がテーマで、外部の希望者を青年部部員約30人が受講した。 大原社長は日本大学を卒業後、スーパーマーケット、経営コンサルティング会社を経て、平成11年に創業。ISOや各種認証の取得支援、顧問企業への経営指導を行っている。 大原社長は、経営に関する当たり前のことを考え実行するよう、大原社長の話を聞くだけでなく、それぞれの事業所の問題や解決策がわかるように、経営の要諦、事業所の現状チェック、事業所の体力をつけるための策、売り上げ高を上げるための策などを指導した。 大原社長は会社の中で目標を立て、現在あるべき姿を認識しそのギャップを問題として解決していくよう求め、「よく、うちは問題がない、このままでいいという経営者がいますが、それは現状やあるべき姿が見えないから問題がわからない」と指摘。 「企業として終末(倒産)を迎えないために、生き残るための体力(資金)が必要。資金がなければ、おいしい話を逃してしまう。大切なのは“入るを計って出るを制す”」と経営の基本を語った。 事業所の現状チェックでは「年々売り上げ高が下がっていないか」「現在の事業の成長性は、ほかの事業分野よりも高いか」「売り上げが一部の顧客(層)に偏りすぎていないか」など11の項目を上げ、それぞれに自社の現状に当てはめてチェックしてもらった。 また、収益改善のポイントやマーケティングミックスを考える、付加価値率の向上など経営の基本についてアドバイス。受講者は大原社長が用意したプリントを見ながらチェックし、自社の問題点を探っていた。 ■関連リンク |
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