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7月5日に三条で迫昭嘉ピアノリサイタル(2002.6.26)
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三条市教育委員会では、7月5日午後7時から三条市中央公民館で迫昭嘉(さこ・あきよし)ピアノリサイタルを開く。
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迫昭嘉ピアノリサイタルのちらし(画像クリックで拡大表示)
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ピアニスト迫氏はクロイツァー賞受賞、第35回ジュネーブ国際コンクール最高位入賞で内外の脚光を集め、1998年度ABC国際音楽賞を受賞。ヨーロッパ各地での演奏活動を経て、現在は日本に拠点を移し、東京芸大助教授、東京音大講師として後進の育成に努めている。
今回のリサイタルでは、ベートーヴェンの「田園」と「月光」、シューマンの「子供の情景」、リストの「スペイン狂詩曲」などを演奏する。
入場料は2,000円で全席自由。保育ルームを設け、満1歳以上の子どもを1人200円で保育する。希望する人は6月28日までに申し込む。
問い合わせや電話予約、保育ルームの申し込みは、平日の午前8時半から午後5時までに三条市教育委員会生涯学習課(電話0256-34-7914)へ。プレイガイドと迫氏のプロフィールは次の通り。
【プレイガイド】越後交通県央観光(株)東三条駅案内所、まるよし本店、MACプラザ、(株)北越楽器三条店、三条市教育委員会生涯学習課、三条市中央公民館
【迫昭嘉氏プロフィール】
ピアノを中山靖子氏、指揮を佐藤功太郎氏に師事。
1980年、東京芸術大学大学院でクロイツアー賞を受賞。また第35回ジュネーブ国際コンクール最高位人糞(1位なしの第2位)を遂げ、内外の脚光を浴びる。さらに東京国際音楽コンクール室内楽部門優勝。東京芸術大学大学院修了後、ドイツ政府給費留学生としてミュンへン国立音楽大学マスタークラスでクラウス・シルデ氏に学ぶ。1983年、スペインの第27回ハエン国際コンクール優勝、併せてスペイン音楽賞を受賞。その後、イタリアのミラノを拠点に国内外の演奏活動を本格的に始める。プラハ交響楽団、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽臥NHK交響楽団等のソリストとして迎えられ、完璧な演奏と透き通る美しい音色で多くの聴衆を魅了する。また室内楽の分野では、世界的な一流演奏家との共演も多く、厚い信頼を受けている。また録音活動にも意欲的に取り組み、ベートーヴェン、バッハ、シ斗−マン、リスト等の作品を録音。現在、6枚のCDがライブノーツ・レーベルからリリースされている。1999年に、1998年度ABC国際音楽賞を受賞。
最近の活動として、2001年にデビュー20周年を迎え、これを記念して2001年1月から12月の1年に渡り、神戸新聞枚方ホールにて、初めて「ベートーヴェン・ソナタ全曲演奏(全8回シリーズ)」を行なう。毎回、完成度の高い演奏は一般聴衆から専門家に至るまで好評を博し、その偉業を新聞各紙でも取り上げるなど話題と反響を呼ぶ。また神戸と同シリーズが、東京の第一生命ホールにおいて、2001 年11月から全8匝Iシリーズが始まる。また1999年1月に九州交響楽団に客演し、指揮活動が本格的に始まった。2000年10月に東京シティ・フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会でモーツアルトのピアノ協奏曲を弾き振り、他モーツアルトとブラームスの交響曲を指揮し、話題を呼ぶ。2002年1月には札幌交響楽団に客演、4月にはデイミトラ・テオドッシュウオベラアリアコンサートの指揮者に起用され、東京・横浜・名古屋・大阪での公演を行なうことが決定している。ピアニストとしてますます飛躍的に活躍していくと同時に、指揮者への道を一歩ずつ渡り続けていく姿勢から目が離せない。今後も両方面での活動が期待される。
現在は日本に拠点を移し、東京芸術大学助教授、東京音楽大学講師として後進の指導も積極的に行なっている。
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