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加茂市の桐たんすメーカー10社でつくる桐たんす展実行委員会(高橋芳男代表・10社)は、5日から7日までの3日間、加茂市産業センターで2002加茂・桐たんす展を開いており、初日5日は平日にもかかわらず50人ほどが来場した。 同展は伝統的工芸品である加茂桐箪笥の産地PRと桐たんす及び桐製品の販売促進によって加茂の産地活性化を図るため、盛りだくさんなイベントや展示即売品コーナーなどを盛り込みながら行っており、ことしで2回目。 初日のメーンイベントは女性による桐たんす製作体験キャンペーン。県内の独身女性を対象に募集をかけ、実行委員会のメンバーと実際に桐の2段小たんすを製造するもので、新潟市や長岡市などから7人の女性が選ばれた。 参加者のほとんどがカンナをかけたり木釘を打つのも初体験ということもあり、午前9時から午後4時まで1対1でメンバーと一緒に汗だくになりながら製造した。 会場では和服を収納する桐たんすや桐を使った洋風のたんすなど、職人が丹精込めて製造したたんすを30%オフで展示販売しており、初日からすでに何本かの桐たんすには売約済みのシールが貼られていた。 6日、7日は午前10時と午後3時の2回、桐たんすや桐の小物のオークションを開く。 また、会場中央に設置したステージには桐の伝統工芸士たんす製作実演や、伝統工芸士が釘を使わず木を組んで製作した木わくを3分ではずすとプレゼントがもらえる「伝統工芸士の技に挑戦」などを行う。 展示・販売品では、桐たんす、桐のテーブル、桐のイス、桐のシェルフなど桐の家具類のほか、桐タンスの端材などで造った桐小物製品を展示して販売する。ほかにも着物のリサイクル販売の「たんす屋」、手づくり装飾品の店「セ・ラ・ヴィ」の商品の販売も行っており、カップル、家族連れも楽しめる。 7日は七夕なので夕方に来場する女性には“彦星”から素敵なプレゼントがもらえる。3日間とも午前9時から午後6時まで、入場無料。参加メーカーは次の通り。
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