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青年海外協力隊隊員として18日に中米・ドミニカ共和国へ出発する三条市大島、猪熊洋子さん(25)は10日、高橋一夫三条市長を表敬訪問した。 猪熊さんは紺のブレザーで午前10時に市役所を訪れた。高橋市長は「感心だね。気をつけて危険なことに巻き込まれないように。食べ過ぎないこと、疲れないこと、体が健康であることがいちばん」と猪熊さんを気遣った。 猪熊さんは「ドミニカ共和国は暑い国だから疲れやすくなると思います。ただ比較的、治安がいいと聞いています。ドミニカはパソコンはハードの面はそろっていますがソフトが遅れているそうです」と答えた。 また、高橋市長の「本当のボランティアは先進国の援助がなくても自立してやっていけるように指導すること」に猪熊さんは「本当にその通りだと思います」と、目を輝かせていた。 猪熊さんは平成14年度の新潟県内の青年海外協力隊隊員6人のうちの1人。7月まで3カ月間、長野県駒ヶ根市にある国際協力事業団の研修センターでドミニカ共和国の母国語、スペイン語や保健衛生を学んだ。 猪熊さんは3人きょうだいの末っ子で地元三条高校から亜細亜大学国際関係部へ進み、在学中に半年間、米国に留学。卒業後、新潟市のコンピュータ関連企業に就職した。 以前から海外での生活に興味を持っていた猪熊さんは3年間勤めた会社を退職し、青年海外協力隊に志願した。 ドミニカ共和国は、カリブ海の島で主産業は農業と観光で、人口820万人。現地で教育事務所に所属し、情報処理の分野で現地の指導員にパソコンを教えたり、中学校や高校を巡回する。 ■関連リンク 外務省ホームページ(日本語)-各国インデックス(ドミニカ共和国) |
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