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台風6号は各地に大きな被害をもたらしたが、県内ではそれほど大きな影響はなく、三条市でも台風による災害や農作物への被害は見られなかった。 三条地域消防本部の観測では、10日の雨量は83.0ミリ、台風6号が最接近後の11日は夕方までに19.5ミリとかえって雨は弱まった。11日は昼前を中心に吹き返しの風と思われる西寄りの強い風が吹いたが、瞬間最大風速15メートルにとどまり、台風でなくても吹くくらいの風の強さだった。 三条市農林課では、JAや農業共済会などと連携して台風に伴う被害調査を行った。市農林課の担当職員は「田んぼや、ダイズ畑など水をかぶったところもあったようだが、短時間だったのでそれほど影響はない。モモの出荷が3日から始まっており、袋をはずしたものも多いので、雨や風ですれて傷んだり、落果などを心配したが、被害が出なくて幸い」と胸をなでおろしていた。 大島地区のモモ畑では、地面に敷いた銀色の反射シートの上に点々と果実が落ちていたが、目立って落果したような様子はなく、農業共済会へ被害の申請はないようだ。 河川の増水による被害も心配されたが、三条地域消防本部で11日午前中、管内の危険カ所の巡視、警戒したが、目立った異常はなかった。 |
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