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19日に三島郡寺泊町、ヨネックスカントリークラブでチャリティゴルフ大会を開くコメディアンのせんだみつおさん(54)。大会本番を前に18日、大会のチャリティの寄付先、燕地区交通安全協会(柴山富栄会長)を表敬訪問した。 せんださんは午後4時31分、燕三条駅着の新幹線で到着。その足でせんださんを大会へ招いた同安全協会の支部役員で燕市燕、マサキオートサービスの古沢正紀さん(59)とともに同協会を訪れ、柴山会長らがせんださんを迎えた。 せんださんは「私は2年前の9月、交通事故を起こしてしまいました。現在、免許を取ることはできるのですが取りません。これが私のつぐないだと思っています」と、仕事でも電車や徒歩で移動していることを話した。 自身が起こした不祥事をつぐなおうと、今回の第1回せんだみつおチャリティーゴルフ大会を企画したもので、そこで集まった善意を燕市の交通安全に役立ててほしいと説明した。 ほかにも、昭和55年に燕三条駅で過労で倒れたこと、10年前に三条工業高校80周年で三条を訪れたこと、ヨネックスの会長の世話になったこと、三波春夫さんの葬儀に参列したことなど、新潟との深い縁を話した。 長い芸能活動のなかでも「せんだみつお」を冠したゴルフ大会を開くのは今回が初めて。「多くの皆さんにご心配をかけたこの地でゴルフコンペを開催できることがうれしい。このゴルフ大会は芸能生活の中でいちばん、うれしいできごとです」と喜んだ。 ただ、今回は企画から実施まで1カ月半しかなかったため、参加は17組にとどまった。「細川たかしさんなど芸能人を呼ぶには、半年前から声をかけないといけません。1回目は人づくりをする意味で小さく開き、2回目以降は大きく育てていきたいですね。運良く2回目ができればうれしいですね。心が引き締まる思いです」と真顔で話していたかと思うと、「芸能界で不祥事を起こした人を全員集めましょうか」と笑わせた。 29日はせんださんの55歳の誕生日。「気持ちを新たに新潟の地で頑張ってみたいと思います」と話した。 おなじみの軽快なしゃべりや持ちネタの「ナハナハ」で周囲の笑顔を誘いながらも、ゴルフ大会の主旨や事故のこと、新潟の思い出話には、一転してテレビではめったに見せることのない誠実な話しぶりだった。 せんださんを呼んだ古沢さんとは三条工高10周年で知り合った。古沢さんは、せんださんを応援しようと愛車のナンバーを「78-78(ナハナハ)」に。表敬訪問後は、せんださんは古澤さんの車の前で同協会女性職員などと得意のポーズで記念写真におさまっていた。 |
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