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20、21の2日間の第31回燕市民祭「飛燕夏まつり」は、21日夜の民謡流しや花火大会で締めくくり。2日間とも青空と猛暑で、まちに盛夏を呼び込んでまつりの幕を閉じた。 21日は未明に激しい雷雨で天気が心配されたが、朝方からゆっくり青空が広がり、気温は午後3時と4時の30.0度(燕市消防本部調べ)の真夏日。それでも前日20日の35.3度と比べればぐっと過ごしやすかった。 この日は早朝のふれあい野菜市を皮切りに産地製品即売や商店街のバザール、フリーマーケット、チビッ子遊びの広場、飛燕太鼓や市内学校のブラスバンドに地元演歌歌手やセミプロのバンドの演奏など同時進行してイベントが次々と行われた。 そして日が傾き始めた午後6時から燕甚句踊り流し大会、続いて燕ばやし大会、ラストの中ノ口川水上花火大会と、フィナーレに向かって一気に盛り上がった。 踊りが難しい燕甚句の参加者は少なかったが、燕ばやし大会では踊りの輪が大きく延びた。全長1km近い目抜き通りを周回する形で切れ目なく踊りの列ができ、かすんで見える遠いところまで続く行列は壮観だった。 しかし踊り浴衣が大半だったとはいえ、職場の白衣や着ぐるみはおとなしい方で、上半身裸の男性が腹に顔を描いたり、ビキニのトップをつけたり。千昌夫やピエロのふん装もあってまるで仮装大会。肩ひじ張らない「燕もん」の流儀で、まつりにはじけた。 続いて花火大会が始まると、目抜き通りの人並みは平行する土手道路へそっくり移動し、目抜き通りはうそのように閑散。中ノ口川の燕橋−中央橋間に浮かぶ3つの船から花火が上がった。 川面に反射する花火は幻想的で、名残を惜しむように次々と夜空を焦がす花火に市民は「燕の夏」を心ゆくまでたん能していた。 ■関連リンク |
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