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燕市内8つの小学校すべては26日、1学期の終業式を行った。今年度から学校完全週5日制が実施されたのに伴い、例年より2日遅い終業式となった。 燕市立燕西小学校(今井文幸校長・児童712人)では、午前9時過ぎから体育館で終業式を行なった。燕市消防本部の観測で午前8時から気温は30度を超え、10時には33.3度。それよりさらに暑いはずの体育館まるで蒸し風呂で、汗で髪を濡らす児童もいた。 児童10人がステージに上がって1学期の思い出や夏休みの目標を発表。今井校長は「自分で立てた夏休みの計画をしっかりやるためのヒントとして“桃太郎”のお供をしたキジのようによく調べ、サルのように頭を使ってよく考え、イヌのように強い心で最後までやりとげることが大切です」と話し、児童が充実した夏休みを過ごして2学期に再会できることを期待した。 終業式後、各教室で1学期の通知表を児童に渡した。1年4組では金子すみ子教諭からひとりずつ通知表を受けとり、無邪気に友だちと見せあう子もいれば、お母さんとお父さんにしか見せないという子もいて、1年生の通知表に対する気持ちはまちまちだった。 今年度から学校完全週5日制が実施された。市町村ごとに文部省の定める授業時数を下回らないよう授業を1日15分、週1時間などと増やして調整、対応している。 燕市では、ふだんの授業はこれまでとほぼ同じ形のまま、夏休みを3日間、短縮して対応。小学校では、夏休みの終わりが8月31日なのは変わらないが、始まりを昨年までの7月25日から28日とした。ただ、ことしは本来の終業式の27日が土曜休みのため、26日となった。 また、中学校では対外的な体育大会が夏休みの始まりに集中しているため、夏休みの終わりを早めることで対応。昨年までの7月25日から8月31日までを、今年度は8月28日までとした。 初めての夏休みの1年生には、夏休みの始まりが遅れることに関心はないが、これまで5年間、25日から夏休みが始まっていた6年生は「やっと夏休み。やっぱり短いのはいやだな」と言いながらも、夏休みを目の前にして笑顔だった。 |
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